平成28年10月22日開催 大愛知なるへそ新聞社なるへそ文化センターpresents 名古屋スリバチ学会フィールドワーク 「会地今昔圖を歩く。丹八山」

会地今昔圖を歩く。「丹八山に登ろう!!」

 

「あいちトリエンナーレ2013」以降、地形探索を中心としたグループを作り、名古屋スリバチ学会という看板を掲げて、名古屋とその周辺の凸凹地形歩きをしてきました。地形的な凸凹のみならず、歴史の中に埋もれた遺物・建造物・痕跡などを発見しては参加者で楽しんできました。

今回、あいちトリエンナーレ2016参加アーティスト山田亘氏の「大愛知なるへそ新聞社」で「会地今昔圖」のあいちの昔と今が交差する10か所のフィールドを文章で紹介し、井澤香織氏の水墨画と文章として連載されてきました。

 

その連載のひとつが、「名古屋市南区 丹八山」です。

名古屋スリバチ学会のフィールドワークは3年間でほぼ月一回ペースで28回ほどになりました。そのなかで、二回ほどおじゃましているのがこの笠寺台地の南西端となる「丹八山」です。

地形的に場所の固有性が強いところです。

 

名古屋は名古屋城を北端にした名古屋台地に碁盤割の街区を作り、社寺武家町家の住まいを区画してきました。大正期からの区画整理事業は農地から始まり宅地事業として、敗戦をはさんで、郊外郊外へと区画整理は広がっていきました。

名古屋の南部に位置する南区でも江戸時代から塩田開発・新田開発により干潟は埋められ、区画整理事業は笠寺台地の南西端の星崎・丹八山まで及びました。

でも、先端のように突き出した星崎・丹八山は小山を連ねるように凸凹地形が残り、塩付街道は集落を抜いとるように江戸の頃の面影をたたえています。

 

不思議な聖地 丹八山

名古屋南部 笠寺台地の南端近く。静かな住宅街に突如現れる小さな山。

南区呼続からまっすぐ伸びた道が急に行き止まり、終点丹八山に着く。

標高11m 

お銀坂を上ると山頂一面に55基の石碑がある。

浦島太郎の誕生地?秀吉ご母堂出生地?平将門の首塚もある。

ご近所の易者さん石川丹八郎さんがこれら石碑を設置した後、丹八山を名古屋市に

寄贈して「丹八山公園」となった。

春は花見客でにぎわう桜の名所です。

ここを訪ねます。故郷を愛してきた石川丹八郎さんの息子さんでいらっしゃる石川来民造さんより「丹八山のお話し」を伺います。

 

大愛知なるへそ新聞社[なるへそ文化センター] presents 

名古屋スリバチ学会フィールドワーク

「会地今昔圖を歩く。丹八山に登ろう!!」

【日時】 10月22日(土)10:00~13:30

【集合場所】名古屋鉄道 本星崎駅

 

【集合時間】10:00

【コース】本星崎駅~星宮社~星崎城跡~秋葉社~丹八山~

  「易 石川」にて 石川来民造による「丹八山のお話し」~

  名古屋鉄道 本笠寺駅 

【募集人員】20名

【参加費】400円(保険料・資料・おやつ代)

 

こちらの参加フォームでもお申し込みができます>>

 

facebookで参加申し込みの場合は、こちら>>

 

なお、メールアドレスで、直接申し込まれる方は、nagoya.suribachi@gmail.com にてお申し込みください(@部分を半角文字にして送信願います)。